元広島助っ人ソリアーノ、現役時代を凌ぐマッチョボディに ジム仲間は…

ヤンキース在籍時のアルフォンソ・ソリアーノ氏【写真:Getty Images】
ヤンキース在籍時のアルフォンソ・ソリアーノ氏【写真:Getty Images】

細身の体で豪快なスイング、メジャー通算412本塁打を記録

 メジャーでは現役を引退した選手が、一般客として試合観戦に訪れる光景は日常茶飯事だ。スタンドを見回すと、かつてはグラウンドでファンを沸かせた往年の名選手が、家族や友人と野球観戦を楽しんでいることも多い。19日(日本時間20日)レイズ本拠地で行われたカブス戦にやってきた、日本球界に馴染み深い人物の姿が大きな話題を呼んでいる。

 試合観戦に訪れたのは、カブスでプレー経験を持つ元広島のアルフォンソ・ソリアーノ氏だ。ドミニカ共和国にあるカープアカデミー出身で1996年に来日。2年プレーした後に退団し、1999年からヤンキースでプレーした。その後はレンジャーズ、ナショナルズ、カブスと渡り歩き、2013年途中にヤンキースへトレード移籍。2014年終了後に引退を発表した。

 現役時代は細身ながら豪快なスイングが特長で、メジャーでは通算16年プレーし、412本塁打、1159打点、289盗塁、打率.270の好成績を残した。オールスターには7回選出され、2004年には球宴MVPにも輝いている。

 引退後はすっかり姿を消していたソリアーノが、家族や友人と一緒に訪れたトロピカーナフィールドで見せたのは、なんと現役時代を遙かに凌ぐマッチョボディだった。今でもジム通いを続けていることは火を見るより明らか。試合を中継したカブスの実況によると、ソリアーノと同様にタンパ近郊に居を構える元カブス監督のルー・ピネラ氏と、週に数回ジムで顔を合わせるそうだ。

 今年41歳のソリアーノが電撃現役復帰を果たすとは思えないが、ひょっとしたらボディビルダーとして第2の人生を歩むのか…。引退後に太ってしまう例はよく聞くが、引退後にビルドアップされる珍しい例となっている。

【動画】現役時代を遙かに凌ぐマッチョボディでトロピカーナフィールドに現れたソリアーノ氏

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY