前田健太、今季最短タイ3回2失点降板&13勝目逃す ド軍は地区5連覇王手

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

4回の打席で代打送られて降板

 ドジャースの前田健太投手が21日(日本時間22日)の敵地フィリーズ戦に登板したが、先発登板では自身今季最短タイとなる3回で降板した。この日は3安打2四球3奪三振2失点で勝敗はつかなかった。終盤に逆転に成功したドジャースは5-4で勝利し、地区5連覇に王手をかけた。

 初回に1点のリードを受けた前田はその裏、先頭のヘルナンデスに四球、ガルビスに左前安打でいきなり無死一、二塁のピンチを迎えたが、3番ウィリアムス、4番ホスキンスと2者連続で三振に斬った。アルテールはフルカウントから四球を与えて満塁としたが、ヘレラを見逃し三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 この時点で早くも31球を投じた前田は2回を3者凡退で終えたが、2点リードで迎えた3回、先頭のヘルナンデスにレフトへ二塁打を浴びると、1死三塁からウィリアムスにレフトへ痛恨の同点2ランを被弾。2-2の同点で迎えた4回2死走者なしの打席で代打を送られて降板となった。3回での降板は前回登板のジャイアンツ戦に続いて今季最短タイとなった。

 その後、ドジャースは5回に2点を勝ち越されたが、6回にグランダーソンのソロ弾で1点差とすると、7回に代打イーシアのソロ弾などで2点を奪い、逆転に成功。連敗を4で止めて、地区優勝マジックを「1」とした。

 前田はこの日3回61球で3安打2四球3奪三振2失点で13勝目を逃し、防御率は4.25となっている。

(Full-Count編集部)

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