若き名手また美技 ダイビング→膝立ちダイレクト送球「ハビー・マジック」
首位決戦でカブスのバエスが美技「ベストのショートストップ」
カブスのハビアー・バエス内野手がまたしても守備で魅せた。22日(日本時間23日)の敵地ブルワーズ戦。首位決戦で美技が飛び出した。
4-4で迎えた8回、ブルワーズの先頭ブラウンが左腕モンゴメリーから二塁ベース左への痛烈なゴロを放った。センターへ抜けようかという当たり。しかし、遊撃バエスがダイビングで飛びつく。グラブに収めると、そのまま滑らかな動きから両膝をついたまま一塁へ送球。ダイレクトで一塁手リゾが捕球し、ブラウンをアウトに仕留めた。
ボールへの反応、捕球から送球への素早い動き、そして強い肩。バエスが全てにおいてハイレベルなプレーでモンゴメリーを救った。この回は3人で相手の攻撃が終わらせたカブスは、延長10回にラステラが押し出し四球を選び、5-4で激戦を制した。
MLB公式ツイッターは「ハビー・マジック」とコメントを添えて動画を紹介。今季は正遊撃手ラッセルの負傷で本職のショートを任されることも多いバエスに対して、ファンからは「球界でベストのショートストップ」「とても滑らか」「誰よりもいい」などと称賛のコメントが集まった。
シーズンを通じて輝きを放ち続ける若き名手の活躍で、カブスは地区優勝へのマジックを「5」とした。