ロッテ鈴木、引退試合に花添えるサヨナラ打「井口さんに喜んでもらいたかった」
井口の同点弾を勝利につなげるサヨナラ打「一番頑張ってきた大地が打ってくれた」
ロッテのキャプテン鈴木大地が、敬愛する井口資仁内野手の引退試合にサヨナラ安打で花を添えた。
24日の日本ハム戦。1-3の9回に井口が劇的すぎる2号同点2ランを放ち、延長戦に突入。12回に代打・肘井が左中間を破る二塁打で出塁した。加藤が送り、2番・荻野貴が歩かされて迎えた1死二、三塁、鈴木が白村のフォークを右前打に運び「最後の最後に(苦しい今季)一番頑張ってきた大地が打ってくれた」と井口を喜ばせた。
初回、8回、延長10回と1死二塁でいずれも凡退。「井口さんにそう言ってもらえて嬉しい。チャンスをつぶしてきて井口さんに勝って喜んでもらいたかった」と昨年9月のソフトバンク戦、延長10回に放って以来のサヨナラ打に胸をなでおろした。
井口から最も学んだことは、どんなに身体が痛くても、試合に出続けること。「一番そこを教わった。どういう形であれ、一緒のユニホームで野球をやりたい気持ちがある」と話していた。