7回2安打1失点9K、ダルビッシュにねじ伏せられ…敵将脱帽「完全に圧倒的」

10勝目を挙げたドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
10勝目を挙げたドジャース・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ダルビッシュは3年ぶり2桁勝利「我々はもう少し奮闘しなければいけなかった」

 ドジャースのダルビッシュ有投手が25日(日本時間26日)の本拠地パドレス戦で7回2安打1失点と好投し、今季10勝目(12敗)を挙げた。2015年に右肘の手術を受けた右腕は2014年以来、自身3年ぶり4度目の2桁勝利を達成。パドレスのアンディ・グリーン監督は「彼が完全に圧倒的になるということはわかっていたが…」と圧巻の力投に脱帽している。地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」が報じた。

 2桁勝利に王手をかけてこの一戦に臨んだダルビッシュは、5回1死までノーヒットピッチングを披露した。4回先頭のアスアヘからは4者連続三振を記録。5回1死走者なしからスパンゲンバーグに死球を与えると、続くレンフローに左中間へタイムリーツーベースを浴び、初安打で初失点を献上。しかし、7回91球を投げ、2安打9奪三振1失点と見事にパドレス打線を抑え込んだ。

 敵将のグリーン監督は「彼が完全に圧倒的になりうることは我々はわかっていた。そして、今夜の彼は間違いなく支配的だった。我々はもう少し奮闘しなければいけなかった」とダルビッシュを称賛した。

 対戦チームをねじ伏せる快投劇。らしさを見せつけたダルビッシュは。ポストシーズンにむけて確実に状態を上げてきている。

(Full-Count編集部)

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