巨人菅野トップ17勝目、初の最多勝ほぼ確実に 中井が球団1万号、DeNAに1差

菅野はリーグ2位薮田に2勝差に、15戦連続QSで防御率1.59も断トツ

 巨人の菅野智之投手が26日、本拠地でのヤクルト戦で6回2安打無失点と好投し、リーグトップの白星を「17」まで伸ばした。中井が4回にソロ本塁打を放ち、球団通算1万号のメモリアル弾をマーク。救援陣もリードを守り、3位DeNAと1ゲーム差とした。

 菅野は3回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。4回先頭の坂口に初ヒットとなるツーベースを浴び、2死三塁から山田には四球を与えるも、リベロを遊ゴロに仕留めた。

 5回も2死から藤井にヒットを許したが、上田はニゴロで3アウト。6回は2死からバレンティンに四球を与えたが、山田をスライダーで三ゴロに仕留め、98球でマウンドを降りた。

 打線は2回に中井のタイムリーで先制。さらに、中井は4回に岩橋から左中間へソロ本塁打。これが記念すべき球団1万号となった。6回には長野のソロ弾で追加点。救援陣は7回に登板した西村がアクシデントで降板するも、池田、マシソン、カミネロとつなぎ、完封リレー。3-0で快勝し、3連勝を飾った。

 菅野は17勝目(5敗)で2位薮田(広島)に2差として、初の最多勝はほぼ確実に。リーグトップの防御率も1.59とした。これで15試合連続クオリティースタート(QS)と抜群の安定感を見せている。

(Full-Count編集部)

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