田中将大、プレーオフは地区シリーズ第2戦で先発か 地元紙が報じる
ワイルドカードゲームはセベリーノが先発へ、田中は地区シリーズ第5戦で再び登板も
ヤンキースの田中将大投手がプレーオフでは地区シリーズ第2戦に先発する可能性が高いと、地元メディアが報じている。
今季は好不調の波が大きく、29試合登板で12勝12敗、防御率4.94と苦しんでいる田中。22日(日本時間23日)のブルージェイズ戦でも6回途中6安打8失点(自責7)と炎上し、敗戦投手となっていた。レギュラーシーズン最終登板は中6日で29日(同30日)のブルージェイズ戦となる見込みだ。
ヤンキースは逆転での地区優勝へ向けてレッドソックスと激しい争いを繰り広げている。25日(同26日)時点で首位レッドソックスの優勝マジックは「3」と状況は厳しいが、プレーオフ進出はすでに決定済み。優勝を逃せば、10月2日(同3日)のワイルドカードゲームに臨むことになる。
チームはプレーオフを見据えて先発ローテーションを調整しており、29日に先発する田中が一発勝負のワイルドカードゲームに登板する可能性は実質、なくなった。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「ヤンキースのプレーオフでの先発ローテーションが具体化してきた」とのタイトルで記事を掲載。ワイルドカードゲームを勝ち抜いた場合、田中は地区シリーズ第2戦で先発すると予想している。
「ヤンキースは次の火曜日に行われるワイルドカードゲームでセベリアーノを先発させるだろう。地区シリーズ第1戦ではソニー・グレイ、第2戦はタナカが先発するだろう」
このように言及。第3戦はセベリーノ、第4戦はサバシア、第5戦はグレイというのが基本的な流れになる。ただ、サバシアの状態次第では、ローテーションがずれて田中が第5戦で再び「先発候補」になるという。レギュラーシーズンでは苦しい投球が多かったが、ポストシーズンでは田中の勝負強さに期待がかかる。
(Full-Count編集部)