KBO通算210発ツインズ朴炳鎬、オフ米滞在で来季メジャー昇格期すと米報道

ツインズ傘下所属の朴炳鎬【写真:Getty Images】
ツインズ傘下所属の朴炳鎬【写真:Getty Images】

今年2月に戦力外、4年契約の2年目は3Aで1年過ごす

 2015年オフにツインズと4年1200万ドル(約13億5300万円)で契約を結んだ、韓国の元本塁打王・朴炳鎬内野手。メジャー1年目だった昨季は62試合に出場し、打率.191、12本塁打、24打点の成績だった。今年2月に戦力外となり、傘下3A所属となった今季は、111試合に出場し、打率.253、14本塁打、60打点、出塁率.308で、メジャー昇格は叶わなかった。米移籍以来、思うような結果が残せていない朴は、今オフはアメリカにとどまり、来季の復活に向けて準備を整えるという。地元紙「パイオニアプレス」電子版が伝えている。

 KBO通算210本塁打という鳴り物入りでツインズに入団した朴だが、アメリカの野球に順応しきれず、その実力を十分に発揮できていない。2年650万ドル(約7億3300万円)の契約を残して「北米野球への順応にタオルを投げ込み諦めてしまう」可能性も噂されるが、記事によればツインズで強化担当を務めるデレク・ファルベイ氏は「オフはアメリカでトレーニングをする予定だ」と話したそうだ。

 メジャーでもマイナーでも思うような成績を残せず、韓国では味わったことがないであろう壁にぶち当たっている朴だが、ファルベイ氏によれば「驚くほど大人な態度で」受け止めているという。浮き沈みを経験する中で「違った側面を伸ばし、自分のコントロールできることに集中するべきだ」と指摘。「彼にコントロールできない点、それは出場機会だ。それは彼にも理解しておいてもらいたい。その時が来た時に備え、万全の準備を整えてほしい」と期待を口にした。

 韓国では4年連続でホームラン王に輝いた男は、来季どんな復活劇を見せてくれるのか。楽しみにしたい。

(Full-Count編集部)

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