イチロー代打で遊飛、田澤はわずか2球で併殺救援、チームは6-5で逆転勝利

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

8回に田澤の代打で出場も快音響かず

 マーリンズのイチロー外野手は29日(日本時間30日)、本拠地ブレーブス戦に代打出場し、遊撃フライに倒れた。田澤純一投手は6番手として登板し、2/3回を無失点に抑える好救援を見せた。チームは序盤に5点を失ったが、6回と7回に合計6点を返し、見事逆転勝利を飾った。

 シーズン代打安打数のメジャー記録(28安打)、歴代21位の米通算安打数(3081安打)に残り1本とダブルリーチを賭けて迎えたこの日。イチローは6-5と1点リードの8回死走者なしの場面で、田澤の代打として打席に立った。ブレーブス4番手のフリーマンと対戦。カウント1-1から3球目の外角ツーシームを振ったが、遊撃フライに倒れた。9回には中堅の守備に就いた。

 田澤は6-5と逆転した直後の8回1死一、二塁で6番手として登板。長打がでれば逆転にもつながる大事な場面で、フラワーズを三ゴロに仕留めた。5-4-3の併殺かと思われたが、一塁塁審はセーフをコール。ここでマーリンズのマッティングリー監督はチャレンジを要求し、ビデオ判定の結果、判定が覆って併殺が認められた。田澤はわずか2球で2死を奪う好救援をした。

 チームは9回に1死満塁のピンチを迎えたが、なんとか逃げ切って勝利。残りは2試合。イチローの記録達成に期待が掛かる。

(Full-Count編集部)

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