日本ハム19残塁&敗戦はNPB初、18残塁以上の過去3例はどんな試合?

延長戦では21残塁が最多記録

○18残塁
1987年7月12日 近鉄(VS南海)
藤井寺球場での一戦。3-2で近鉄が勝ったが、近鉄は南海の3投手から13安打9四死球を奪いながら18人が残塁。なお、この試合では南海も10安打2四球で、両軍合わせて34人が出塁したが、得点は合計5点にとどまった。点が入らないのに、3時間59分もかかる間延びした試合だった。

○18残塁
1943年10月16日 阪神(VS阪急)
戦前、1リーグ時代の記録。西宮球場での試合は阪神が8-1で勝ったが、2投手から15安打11四球を奪いながら18人が残留。この試合の阪神は途中出場選手を含め、10選手が全員安打だった。

 なお、延長戦では2014年8月16日の西武(西武ドーム 日本ハム戦8-8引き分け)と2015年6月23日の広島(長野オリンピックスタジアム 阪神戦6-6引き分け)で、21残塁を記録している。

 29日の日本ハムは、21人の走者が出て得点0。これも不名誉なNPB記録だ。

 シーズン終盤の一戦で、日本ハムはポストシーズン進出の可能性はなくなったが、まさかの展開。本拠地に詰めかけた24098人のファンは、何人もの選手が塁を賑わしながら、1人もホームを踏む姿を見られず、肩を落としたことだろう。

 今季5位以下が決まっている日本ハムは、投打の立て直しが必要だが、試合運びの面でも見直しが必要なのかもしれない。

【動画】21人の走者が出て得点0…日ハムの19残塁ハイライト

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