元燕バーネット、2年目は苦戦も…レ軍は契約延長すべきと地元紙“提言”
球団が契約延長オプションを保有、「2016年の要となった選手」の去就は?
レンジャーズのトニー・バーネット投手は今季限りで2年契約が満了となる。ヤクルトからフリーエージェント(FA)で加入し、32歳で念願のメジャーデビューを果たした右腕は、1年目の昨季はブルペンで大車輪の活躍を見せたものの、今季は苦しんだ。それでも、好投が続いた時期もあり、地元紙は球団が保有する契約延長オプションを行使すべきだと“提言”している。
バーネットは昨季、53試合登板で7勝3敗15ホールド、防御率2.09と獅子奮迅の活躍。最高のルーキーイヤーを送ったが、今季は50試合登板で2勝1敗4ホールド、防御率5.49と苦戦。6月には故障者リスト(DL)入りも経験した。
ただ、7月は5試合で防御率0.90と復調すると、9月中旬までは好投を披露。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」はこれをプラス材料だと指摘し「残念なブルペンを再建する中で、レンジャーズは2016年の要となった選手であるバーネットを400万ドル(約4億5000万円)で引き止めるか、またはFAとなることを許すかを考えなければならない。バーネットは2017年の序盤と終盤に苦闘したが、7月から9月中旬にかけての70日間では2016年当時の姿を取り戻し、30イニングで防御率2.70を残した」と伝えている。
2016年からレンジャーズと2年契約を結んでいるレンジャーズは、バーネットとの契約延長オプションを保有している。これを行使すれば、2018年は年俸400万ドルで残留に。行使しなければ当然、FAとなるが、同紙は引き止めるべきと主張している。