メジャーPO注目の対決6選、Dバックス主砲VSダルビッシュの意外な戦績は…
7年通算176発のDバックス主砲の天敵は、意外にも…
メジャーのポストシーズンは3日(日本時間4日)、ア・リーグのワイルドカードゲームから開幕。両リーグからそれぞれ5チーム、計10チームが出場し、ワールドシリーズ優勝を目指して熱戦を繰り広げる。
長いペナントレースを勝ち抜いてきた精鋭たちの戦いだけに、1打席1打席、1球1球が見応えのある勝負になることは間違いないが、その中でも注目してみると面白い対決がある。MLB公式サイトでは「今季ポストシーズンまで待ちきれない、実現あり得る6つの投打対決」と題した特集記事を掲載。その中で、ドジャース右腕のダルビッシュ有投手と、同地区ライバルのダイヤモンドバックス主砲ポール・ゴールドシュミット内野手の対決が取り上げられている。
今年7月31日にトレード移籍するまでは、5年半をア・リーグのレンジャーズで過ごしたダルビッシュ。2011年のデビュー以来、Dバックス一筋のゴールドシュミットとは、インターリーグでしか対戦経験がない。が、驚くことなかれ、2人はこれまで6打席で対戦し、ゴールドシュミットは無安打に終わったばかりか、6三振に倒れている。
ゴールドシュミットと言えば、押しも押されぬDバックスの主砲。オールスターには2013年以来5年連続で選出されている他、2013年と2015年にはナ・リーグMVP投票で2位にランクインしている。メジャー7年で通算打率.299、176本塁打、627打点、出塁率と長打率を足したOPSは.931と高数値を記録。メジャー屈指の巧打者と言っても過言ではない打者が、ダルビッシュには手も足も出ないのだ。
ワイルドカード1位でプレーオフ進出を決めたDバックスは、4日(同5日)に同2位ロッキーズと一発勝負のワイルドカードゲームを戦う。この試合に勝利すれば、6日(同7日)からリーグ最高勝率のドジャースと地区シリーズを戦うため、注目の対決が実現することになる。
その他の注目カードには、シャーザー(ナショナルズ)VSブライアント(カブス)、アルトゥーベ(アストロズ)VSセール(レッドソックス)、サンチェス(ヤンキース)VSクルーバー(インディアンス)、アレナド(ロッキーズ)VSグリンキー(Dバックス)、カーショー(ドジャース)VSジャッジ(ヤンキース)が挙がっている。果たして、この中からいくつの対決が実現するのか。そして、その結果はいかに。
(Full-Count編集部)