ホークス東浜がブルペンで34球、腰の影響なく「あとは実戦感覚を戻すだけ」

ソフトバンク・東浜巨【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・東浜巨【写真:荒川祐史】

9月24日に腰の張りで登録抹消も、CS復帰に向けて順調に調整

 腰の張りで出場選手登録を抹消されているソフトバンクの東浜巨投手が5日、ブルペンでの本格的な投球練習を再開させた。6日のオリックス戦(ヤフオクD)に向けて全体練習が行われ、右腕はブルペンで34球の投球練習を行い「問題ないです。普通にいつも通りのブルペンでした。腰も気にならなかったし、普通に投げられました」と明るい表情を浮かべた。

 9月23日の楽天戦(ヤフオクD)に先発したが、腰の張りで5回4安打1失点で降板。翌日に登録を抹消されていた。今月3日に福岡・筑後市のファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」の室内練習場ブルペンで捕手を立たせて投球練習。この日は捕手を座らせ、変化球はカーブのみを投げ込んだ。

 シーズン中も、厳しいトレーニングを課しながら登板していた右腕。肉体を回復させるためにトレーニングを控えていたこともあり「体が緩んでいるところがあって、体が軽い。こういう状態でピッチングをすることがないので、不思議な感覚でした」と苦笑い。「あとは実戦の感覚を戻すだけ。不安はそこだけですね」と話し、腰への不安は拭い去れたようだ。

 ペナントレース中の登板予定はなく、18日に始まるクライマックスシリーズのファイナルステージへと調整を進めていく。みやざきフェニックス・リーグでの登板も予定されており「紅白戦もありますし、打者との感覚を掴めたら、と思います」と話した。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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