ホークス和田が6日に日本球界8年ぶり救援登板「いい形で終われるように」
CSファイナルステージに向け、7回から2イニング登板予定
ソフトバンクの和田毅投手が、日本球界では8年ぶりとなるリリーフのマウンドに上がる。今季のペナントレース本拠地最終戦となる6日のオリックス戦(ヤフオクD)。千賀滉大が先発で6回を投げ、和田はクライマックスシリーズに備えての調整登板として2番手で2イニングを投げる予定となっている。
9月18日の西武戦(メットライフD)で5回8安打5失点、続く9月26日のロッテ戦(ヤフオクD)では7回5安打3失点ながら、調子はイマイチ。5日の練習終了後には「前々回、前回と良くなかったので、いい形で終われるように、2イニングでどれだけ自分のピッチングができるか。(修正は)やってきたつもりなので、それが試合でできるかどうか」と語った。
和田の日本球界での中継ぎ登板は、2009年9月22日のロッテ戦(ヤフーD)以来、自身4度目。18日からスタートするクライマックスシリーズ・ファイナルステージまで、対外試合での登板はこれが最後となる可能性が高く、「投げさせてもらうので、投げさせてもらう以上はしっかりと投げ、抑えないといけない。ここに照準を合わせているわけではない。18日以降、自分の投げる日にベストに持っていくことが大事」とした。
黒星を喫すれば最高勝率のタイトルを逃すことになる千賀との豪華な投手リレー。左腕は「(千賀には登板を)辞めとけと言ったんですけどね。規定投球回の方が大事だと言うので。でも、規定に乗せて、それでタイトルも取ったら凄い格好いいですからね」と言い、「負けがつかなきゃ大丈夫なので、僕が打たれてタイトルを逃すことはないので安心しています」と笑わせていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)