“小さな巨人”アルトゥーベ、神様ルースに並ぶ3発 監督は「称賛の言葉が尽きた」
PS史上9人目の1試合3発、右腕バーランダーも絶賛「チームメートになって改めて凄さが分かる」
ポストシーズンでの1試合3本塁打は史上9人目の快挙で、ベーブ・ルースやレジー・ジャクソンら往年の大打者らと並んだ。初めて1試合3発を放ったというアルトゥーベは「3本目が出たときはいつ夢から目が覚めるのだろうと思った。このような大きな舞台で3本打ててとてもハッピー。チームにとってもいい勝利になった」と胸を張った。
そして、ムードメーカーの活躍を何よりも喜んだのが、先発したバーランダーだった。前回ポストシーズンで1試合3本塁打を記録したのはジャイアンツのサンドバル(2002年のワールドシリーズ)で、そのうちの2本をタイガースに当時在籍していたバーランダーが献上していた。
今季終盤にタイガースから移籍してきた右腕は「そのとき2本を貢献したのが自分だったと(アルトゥーベに)伝えた」とジョーク交じりで祝福。「チームメートになって改めて凄さが分かる。彼はリーグで最も優れた打者のひとり」と賛辞を送ると、アルトゥーベも「彼はいつも一回でも多く、一人でも多く投げようとチームのために投げてくれる。味方になってくれて本当に心強い」と称える。投打のムードメーカーが勝利に大きく貢献し、ハリケーン被害から復興の途中にあるヒューストンが大きな興奮に包まれた。
(Full-Count編集部)