驚愕の立ち膝牽制に大歓声 ヤンキースを崖っぷちに追い詰めた捕手の美技
サヨナラ打のゴームズ、守備でもチームの危機救うビッグプレー
ヤンキースを崖っぷちへと追い詰めたインディアンス。本拠地プログレッシブ・フィールドで行った6日(日本時間7日)の地区シリーズ第2戦では延長13回の激闘の末に9-8とサヨナラ勝利を収め、2連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。この試合でサヨナラ打を放ったヤン・ゴームズ捕手は守備でも圧巻のプレーを見せてチームの勝利に大きく貢献した。
ブラジル出身の30歳が魅せたのは8-8の同点で迎えた延長11回だった。インディアンスは失策絡みで無死二塁のピンチに直面し、打席にはガードナーを迎えた。二塁走者は代走のトレイエス。ここでゴームズは83マイル(約133キロ)の変化球を受けた直後、走者が飛び出していることを確認すると、立ち膝の状態のまま二塁に牽制。矢のようなボールが送られ、クロスプレーとなった。
ここで一度はセーフの判定が下されたが、チャレンジの結果、アウトに。この瞬間、本拠地は大歓声に包まれた。無死二塁が1死走者なしとなり、結果的にこの回を無失点で切り抜けたインディアンスは延長13回のサヨナラ勝利につなげた。
サヨナラ打を含む2安打1四球と活躍した捕手は、チームを救う驚異の強肩でも称賛を浴びていた。
(Full-Count編集部)