イチローFAなら「どのチームも獲得検討」 Dバックス球団社長言及「興味深い」
「我々の強化部は2、3年前にイチローの獲得を検討しました」
イチローはジーター新オーナーらマーリンズ首脳陣の選択次第で今季終了時点でフリーエージェントとなる可能性がある。10月で44歳の誕生日を迎える男の獲得を新たに検討するチームはこのオフに出てくるのだろうか。
「フリーエージェントになるのなら、イチローの獲得については、どのチームも検討すると思います。彼の補強がチームにどのようなプラスをもたらすか。ロースター構成において、彼がいかにフィットするのか。マーリンズのような4番目の外野手になるのか。我々はポストシーズン(PS)終了後になりますが、興味深いですね。実は我々の強化部は2、3年前にイチローの獲得を検討しました。彼は明確に私が見た中で最も素晴らしい選手の1人です。そして、日本の英雄でもあります。人間的にも素晴らしい。ロールモデルでもあるのです」
ダイヤモンドバックスも、イチローがヤンキースから契約満了になった2014年オフなどに獲得を検討した経緯があったという。
マーリンズではメジャー最強とも呼ばれるスタントン、イエリッチ、オズナの若き外野手トリオを支える4番目の外野手という役割だった。崇高なプロ意識を誇り、チームメートとスタッフから尊敬されるイチロー。ライバル球団の社長に「興味深い」と言わしめる背番号51の去就問題も大きな注目を集めそうだ。
(Full-Count編集部)