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「お前じゃ無理だ」から這い上がった鷹育成出身右腕 飛躍の「原動力」とは

ソフトバンクは8日の楽天戦でレギュラーシーズンの全日程を終えた。プロ初登板からプロ初勝利、そして積み上げた8つの白星。大きな飛躍を遂げた石川柊太が、支配下登録選手として初めてのフルシーズンで得たものとは――。

増やした「引き出し」、「どれだけ悪いなりにやれるか」

「オフの過ごし方をもう1回見直さないといけないなと思っています。シーズンが終わっての反省は反省として、すぐに来年どうするのかを考えていかないと後手後手に回ってしまうので。まずは土台作りというか、身体のタフさに関してもう1つ器をでかくしていかないといけないと思っています。自分のようなタイプでは、シーズン中にその器を大きくすることは無理だなと感じたので、まずは肩と肘を鍛えて強くしていきたいです」

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 また、シーズンを通して工藤公康監督から「引き出しをたくさん持っていれば、悪くなった時に違う引き出しを使ってアプローチすることができる」というアドバイスを受けてきたという石川は「この1年で引き出しは増やせたと思う」と一定の手応えを感じたとも話す。「そういう引き出しをどんどん増やしつつ、フォームの安定感をもっと出していけたら、肩や肘への負担も軽減されると思っています」と、来季は技術的なアプローチについても進化を目指す。

 では、石川が今シーズンの経験から得たものは何だったのか。

「自分が1軍で通用するものを持っていると確認できたことが大きかったですね。でも、それを出せるか出せないかというところの戦いが大変だと感じました。悪い時にどれだけ悪いなりにやれるかということが、(調子の)波を少なくする条件だと思います」

 積み上げた8勝と5つの貯金、東浜巨や千賀滉大を凌ぐ被打率の低さについて「数字的には自分の目標を大きく上回っているところはある」と語りながらも、やはり石川はそこから見える課題を語る。

「目標をクリアしていけば次の目標が立っていくわけで、終盤の失速はやっぱりダメですね。『よくやった』と言ってくれる人はいますけど、そういう成績だと生き残っていけない。不調が続いてもがき苦しんでいるところはあるけど、ただ単にやっているだけでは何にもならないので、しっかりもがき苦しむのも大事かな、と」

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