阪神が300万人超えで1位 NPB観客動員は史上初の2500万人突破
球団別では…阪神が300万人超えで1位
球団別に見てみよう。
1(2)阪神 4万2148人(72試合303万4626人)
2(1)巨人 4万1675人(71試合295万8890人)
3(3)ソフトバンク 3万5094人(72試合252万6792人)
4(4)広島 3万670人(71試合217万7554人)
5(5)日本ハム 2万8978人(72試合208万6410人)
6(6)中日 2万7927人(72試合201万772人)
7(7)DeNA 2万7880人(71試合197万9446人)
8(8)ヤクルト 2万5871人(72試合186万2731人)
9(11)楽天 2万4996人(71試合177万108人)
10(10)西武 2万3239人(72試合167万3219人)
11(9)オリックス 2万2658人(71試合160万8751人)
12(12)ロッテ 2万424人(71試合145万164人)
NPB総計 29300人(858試合2513万9463人)
セ 3万2690人(429試合1402万4019人)
パ 2万5910人(429試合1111万5444人)
※1試合平均の観客数順、カッコ内は前年順位、試合数、今季総観客動員
阪神が2010年以来の300万人に達し、巨人を抜いて1位に。反対に巨人は今年は昨年より主催試合が1試合少なかったこともあり300万人を割り込んだ。広島は平均観客動員が初めて3万人に到達。「カープ女子」に端を発したブームは続いている。
楽天は観客動員の伸び率が高く、球団新記録を達成。順位も11位から9位にアップした。DeNA、ヤクルトも観客動員は好調だった。
中日は2014年には4位だったが、広島、日本ハムに抜かれ、6位に。辛うじて200万人を維持したが、7位DeNAとの差が縮まっている。
減少率が高かったのはオリックス、ロッテ、中日。この3球団はチームの不振が観客動員に影響したと考えられる。全体としては増加傾向が続いているが、その中で好調の球団と不振の球団の格差が広がりつつある。来季はさらに観客動員数を更新するだろうか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)