ソフトB東浜、CS初戦先発へ 工藤監督から直接通達「やらなきゃいけない」

CS初戦先発を通達の工藤監督も称賛「彼が頑張って勝ったゲームはたくさん」

 紅白戦終了後には、工藤公康監督から監督室に呼ばれ、18日のCSファイナルステージ初戦の先発を直々に通達された。重要な一戦を託されることとなり「やらなきゃいけないと思っていますし、直接言われたというのは素直に嬉しく思います。ここからは短期決戦なので、長いイニングを投げるんじゃなく、いけるところまで飛ばしていく。それを出せる準備をしていければいいかなと思っています」と語った。

 今季は交流戦初戦、リーグ戦再開初戦、オールスターブレイク明けの初戦と、度々、節目の一戦を任されてきた東浜。リーグ優勝を決めた9月16日の西武戦(メットライフD)でも先発した。工藤公康監督は「彼が頑張ってきたことにより勝ったゲームはたくさんある。ローテを崩さずに1年間投げるというのは大変なことなんですけど、そういうこともしっかりやってくれたし、なかなか点が取れない中、相手のエースとぶつかって競り勝ってということもたくさんあった」とした。CS初戦の先発はチームの大黒柱としての信頼の証だ。

「与えられたところで仕事をするというのは、1年そういう気持ちでやってきているので、そこは変わりはない。やってやろうというより、みんなで勝ちにいければいい。しっかり投げるというところだけですね」と語った東浜。大事な初戦は、16勝をあげた最多勝右腕に託された。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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