西武から見たパ・リーグCSファーストステージ展望 投手陣のポイントは?

西武・菊池雄星【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
西武・菊池雄星【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

両球団の各項目の投手成績、楽天戦好成績の3投手は?

 西武の本拠地メットライフドームで迎える楽天とのCSファーストステージ。今シーズン、16勝8敗1分と大きく勝ち越した楽天との対戦成績を振り返り、勝負のポイントをチェックします。今回は、投手力の観点から見ていきます。

【ライオンズvsイーグルスの投手項目比較】
勝利:16(埼玉西武) 8(楽天)
奪三振:182(埼玉西武) 174(楽天)
与四死球:79(埼玉西武) 79(楽天)
防御率:3.07(埼玉西武) 4.64(楽天)

【イーグルス戦好成績の3投手】
○菊池雄星投手
8試合8勝0敗 66回 被安打31 与四死球19 失点9 自責点6 防御率0.82

○十亀剣投手
5試合3勝1敗 30回1/3 被安打27 与四死球10 失点8 自責点6 防御率1.78

○増田達至投手
8試合0勝0敗3セーブ1ホールド 8回 被安打6 与四死球1 失点0 自責点0 防御率0.00

 両チームの対戦成績を項目別に見ていくと、与四死球、奪三振ではほぼ互角の数字となっていますが、防御率はライオンズが3.07、イーグルスが4.64と差を広げており、安定した試合運びで勝利に結びつけました。特にイーグルス戦で奮闘した投手といえば、直接対決での熱投が記憶に新しい菊池。防御率が0.82、さらに8勝0敗と、完璧な成績を残しています。

 そのほか、十亀がイーグルス戦の防御率1.78と安定した成績を残し、リリーフ陣では増田が8試合に登板し無失点としています。

 投手陣が試合のリズムをつくり、熱戦必至の戦いを制していきましょう!

(「パ・リーグ インサイト」埼玉西武ライオンズ提供)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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