ヤンキース2連敗、アストロズが劇的サヨナラ勝利、バーランダー13K完投
9回にコレアの安打でアルトゥーベが一塁から一気に生還
ヤンキースは14日(日本時間15日)、敵地で行われたアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に1-2でサヨナラ負けを喫し、まさかの2連敗となった。
拮抗した試合展開となった。ヤンキース先発セベリーノは初回2死から、アルトゥーベに左前打、コレアに四球で一、二塁とするがゴンザレスを投ゴロで無失点。2回は先頭グリエルに四球を与えたが後続を3人で打ち取り、3回を3者凡退とした。
試合が動いたのは4回だった。1死からコレアが放った打球は右翼席最前列に飛び込む先制弾となった。だが、ファンのグラブに触れたためにビデオ判定にもつれこむも、判定は覆らずアストロズが1点を先制した。
ヤンキースは5回2死からヒックスとフレイザーの連続二塁打で1点を返し、同点に追いつく。
ヤンキースは5回から2番手ケンリーがマウンドに上がり、2イニングを無失点。7回からはロバートソンが2回を無失点に抑えた。
アストロズは先発バーランダーが快投を披露。5回こそ2連打で1点を失ったが、ヤンキース打線に仕事をさせず。8回までに13奪三振を挙げた。球数は100球を超えていたが、9回のマウンドに戻ると本拠地ファンから大歓声。9回も1死からグレゴリアスに左前打を許したが後続を打ち取り、9回を5安打13奪三振1四球1失点とした。
9回裏、ヤンキースは守護神チャプマンがマウンドに上がる。先頭レディックを空振り三振に仕留めたが、アルトゥーベに左前打を許すと、続くコレアが右中間に打球を弾き返す。すると、一塁走者だったアルトゥーベは三塁で止まらずに一気にホームへ。ヤンキース捕手サンチェスが返球をこぼす間にホームへ滑り込み劇的サヨナラ勝利を決めた。
これでヤンキースは2連敗。16日(同17日)から本拠地で行われる第3戦からの巻き返しを狙う。
(Full-Count編集部)