完璧リリーフ前田健太にファン称賛の嵐「史上最高救援」「ビースト」「MVP」
わずか5球で3アウト、シリーズ先勝に大きく貢献
ドジャース前田健太投手が14日(日本時間15日)、本拠地で行われたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に3番手で登板。回またぎの1イニング登板を、わずか5球で無失点に抑える完璧救援を披露した。プレーオフで3試合で中継ぎとして登板し、打者9人を完璧に抑えている前田にドジャースファンは大興奮。「キング・ケンタは史上最高のリリーバー」「またしても偉大な仕事」と絶賛している。
マウンド上で無敵のオーラを漂わせた。2-2と同点に追いついた直後の6回一死走者なしの場面で、背番号18が出番を迎えた。
前田を「右打者キラー」と名付けたロバーツ監督は、コントレラスから始まる右打者トリオに前田をぶつけた。レギュラーシーズンで打率.276、21本塁打、74打点と強打を誇る捕手コントレラスを初球スライダーで遊撃ゴロに仕留める。そして、先制2ランを放っていたアルモラJr.は3球目速球で三塁ゴロに打ち取った。
6回裏にテイラーがソロ弾で勝ち越すと、7回にも回またぎでマウンドに戻り、先頭ラッセルを初球で左翼フライに打ち取った。左打者シュワーバーの場面でお役御免。マウンドを継いだモローも無失点で守護神ジャンセンにつないだ。
米メディアから「プレーオフ最大の発見」とまで賞賛される前田の完璧なピッチングに、ツイッター上ではドジャースファンから賞賛の嵐が巻き起こっている。
「キング・ケンタは史上最高のリリーバーなのか? イエス」
「ケンタ・マエダは僕のMVPだ」
「マエダはここまでブルペンでとんでもないビースト(猛獣)のようだ」
「ケンタ・マエダ、またしても偉大な仕事」
「マエダよりも効率いい投手がドジャースにいるのか?」
「ケンタ・マエダを愛している。特にブルペンから登場する彼が大好き」
「ケンタ・マエダはポストシーズンで打者9人と対峙。9人は何もできていない。彼は今回カブスから3アウト奪うのに、わずか5球しか必要としなかった」
「強烈なマエダが5球で3アウト。彼を降板させるなんて終わってる」
「ケンタ・マエダは、私の新たなお気に入り」
「マエダはチームが求める全てを叶えてくれた」
「ブルペンのケンタ・マエダは完全な別選手」
ドジャースファンは、ポストシーズンで無傷の救援を続けるリリーバー前田を惜しみなく賞賛。大舞台で大仕事を果たし続ける日本人右腕は、ファンの心を一気に鷲掴みしている。
(Full-Count編集部)