待望の白星にヤンキース監督が手応え 3ランのジャッジに「危険な打者」
2連敗から待望の1勝、サバシア称賛「素晴らしい好投」
アストロズとのリーグ優勝決定シリーズで2連敗中だったヤンキースが16日(日本時間17日)に本拠地で行われた第3戦で8-1と完勝し、待望の初勝利を手にした。これで同シリーズは1勝2敗。この日は先発のサバシアが6回無失点と好投すると、ジャッジにも同シリーズ初本塁打となる3ランも飛び出しており、ジョー・ジラルディ監督も賛辞を贈った。
敵地での2連敗からヤンキースタジアムに会場を移した第3戦。ヤンキースは2回にT.フレージャーの3ランで先制すると、4回にはジャッジの3ランなどで一挙5得点。投げてはサバシアが6回を3安打5奪三振4四球無失点と力投を見せるなどアストロズ打線を1点に抑えた。
ジラルディ監督は試合後の記者会見で同シリーズ初白星へと導いたベテラン左腕を称賛。「彼はプレーオフで本当に良いピッチングをしてくれている。1年を通じて、膝の状態も良い。だから今日の彼の投球については決して驚きではない。6イニング、素晴らしい好投だった。これ以上は望めない」と話した。
またレギュラーシーズンで新人記録となる52発を放ったジャッジが待望の一発を放ったことに「思うに、彼はスランプの間もとても忍耐強かった。メカニックの部分で少しズレが生じていたわけだが」と話し、「彼は非常に才能ある選手だ。彼の成績を見て、平均以下だとは言えないだろう。何試合プレーオフをやってきたんだ? 9試合? 彼は7打点を稼いでいるし、四球もある。彼がどれだけ危険な打者かはわかっている。彼は試合の流れを一気に変えることができるんだ」と大きな信頼を寄せた。
インディアンスとの地区シリーズに続き、連敗スタートから本拠地で白星を手にしたヤンキース。ここから流れに乗っていけるか。
(Full-Count編集部)