楽天が再びリード、嶋が値千金の勝ち越し打 宋家豪はピンチで好リリーフ
先頭・聖澤がヘッドスライディングで好機演出
楽天が、再びリードを奪った。19日、敵地ヤフオクドームで行われたソフトバンクとのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦。同点で迎えた7回に嶋が適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。
6回の守備で1死二塁の大ピンチを、2番手・宋家豪の好リリーフで凌ぐと、その直後の攻撃で待望の勝ち越し点をあげた。先頭の聖沢が三遊間のゴロを、執念のヘッドスライディングで内野安打とすると、岡島が犠打を決めて1死二塁。ここで、嶋が値千金の一打を放った。
2ボール2ストライクからの5球目。ソフトバンク千賀が投じた101球目。内角低めの真っ直ぐを捉えると、打球は遊撃・今宮の頭上を抜け、左中間を破った。二塁走者の代走・田中が本塁へと生還。勝ち越しの適時二塁打となった。