これぞCS男! ホークス内川が3試合連続弾「一番打たなきゃいけない打席」
工藤監督も技ありの一打を絶賛「芸術と言ってもいい」
工藤公康監督も4番の一打を「ここでヒット、長打がほしいというところで、カーブを一瞬止まって打ったのは芸術と言ってもいい。あれだけの速球を見せられて、初球のカーブを打つのは難しいこと。すごい集中力があったと思う」と絶賛したが、内川は「カーブは頭になかった」と語る。
「球種やコースがどうのというよりも、いい投手が投げているので、受けてしまったら負けだな、と思って、早いカウントから勝負しようと思いました。あの状態でカーブを狙うってことは絶対にないことなので」
お立ち台に上がる寸前、ベンチで決勝弾の中村晃とともに見せた内川の笑顔は最高に輝いて見えた。それでも内川は「まだまだです。タイになっただけ。今日のことはこれで終わりなんで、また明日頑張らないと」と、第4戦に向けて気合を入れ直した。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)