WS制覇はドジャース、米メディア予想 救援陣高評価、前田健太も「輝ける投球」
米メディアが「ドジャースVSアストロズ」徹底比較、ドジャースWS制覇を予想
2017年のワールドシリーズ(WS)はナ・リーグ王者ドジャースとア・リーグ王者アストロズが雌雄を決することになった。24日(日本時間25日)にドジャースタジアムで幕を開ける頂上決戦に先立ち、米メディアでは両軍の戦力分析を展開。ドジャースのダルビッシュ有投手は「球界最高の投手」と高く評価され、ブルペン部門ではポストシーズン5イニングで無安打無四球無失点というパーフェクトピッチングを続けるドジャースの前田健太投手も「今や輝ける投球を続けるケンタ・マエダがいる」と称賛されている。
「ワールドシリーズ2017 理論上、なぜドジャースはアストロズに優位性を持っているのか」との見出しで特集したのは米テレビ局「CBS」電子版。打撃、守備、先発ローテーション、ブルペン、監督の5部門で両軍の優劣を格付け。ヤンキースに競り勝ったアストロズが打線で優位に立っていると分析しつつ、守備ではドジャース優位とし、「ドジャースの恐ろしい部分は、メジャーにおいて群を抜いて素晴らしいディフェンス力を誇ることだ」とレポート。また先発ローテーションに関してもドジャース優位とした。
先発ローテの両軍2枚看板について「(ドジャースの)クレイトン・カーショー、ユウ・ダルビッシュ、(アストロズの)ダラス・カイケル、そして、ジャスティン・バーランダーは球界最高の先発投手4人だ。非常に面白い直接対決を供出してくれるはず」とする一方、違いを生み出すのは先発陣の“厚み”とし、「ドジャースには選手層に関して、アドバンテージがある」とレポートしている。