WS制覇はドジャース、米メディア予想 救援陣高評価、前田健太も「輝ける投球」
前田も「輝ける投球継続」、救援陣はドジャースの「アドバンテージ」
そして先発陣以上に両軍の戦力差を明確にするポイントとして「ブルペン陣」を挙げている。レギュラーシーズンの救援防御率でドジャースが圧倒していることに触れつつ、「LAのブルペンは実質的にシカゴ・カブス相手に隠れノーヒットノーランを記録。一方、ヒューストン最高のリリーバー(ケン・ジャイルズとクリス・デベンスキー)はポストシーズンを通じて不安定だ」と指摘。「ドジャースブルペンには現在、輝かしいピッチングを続けているケンタ・マエダがおり、我々は彼らのアドバンテージを評価する」と付け加えている。
今回の特集で指摘しているようにプレーオフで救援として起用されている前田はここまで5試合に登板。5イニングでいまだ無安打無失点、7奪三振無四球と圧巻の投球を披露しており、2勝0敗、防御率は0.00を継続中だ。ワールドシリーズでもその投球がカギを握る可能性は十分にある。
特集ではドジャースのデーブ・ロバーツ、アストロズのAJヒンチ両監督について「互角」とし、最終的にドジャース優勝と予想している。各部門のマッチアップが僅差と分析される中、ドジャースが大きくリードしているとされているブルペン陣。前田は「勝利の方程式」の一角としてワールドシリーズでも輝くことができるか。先発ローテの柱を担うダルビッシュとともに、その活躍が期待される。
(Full-Count編集部)