前田健太を加えたド軍リリーフ陣、首位打者も絶賛「球界最高のブルペン」
「ドジャースをあそこまで衝撃的で、見ていて楽しくさせるのは先発投手だけではない」
ドジャースが今季メジャー最多104勝を記録する一方、2位Dバックスは93勝、3位ロッキーズは87勝を記録。ロッキーズはDバックスとのワイルドカードゲームで敗れ、Dバックスはドジャースに地区シリーズで3連敗を喫した。カーショー、ヒル、ウッドという先発左腕トリオを擁するドジャース先発陣も豪華だが、ブラックモンはリリーフ陣について「球界最高のブルペン」と称賛したという。
記事では「リリーバーのケンタ・マエダ、ブランドン・モロー、ロス・ストリップリングが深みを与えた」と指摘。そして、最後にはリーグ最多41セーブの最強守護神ケンリー・ジャンセン投手も控えており、「ドジャースをあそこまで衝撃的で、見ていて楽しくさせるのは先発投手だけではないのだ」と高く評価している。
ポストシーズンでドジャースのブルペンの成績は合計28回1/3を投げ、四球はわずか2。防御率は0.83となっている。現在23イニング連続無失点中で、1977年にヤンキースが記録したPSにおける最長無失点記録(27回2/3)を更新し、メジャー史上最強とも呼べるパフォーマンスを示している。
そして、前田はその中でもひときわ強い輝きを放っている。5試合に登板し、2勝1ホールド。打者15人相手に無安打無四球無失点で防御率は衝撃の0・00。スター軍団のドジャースのワールドシリーズまでの躍進はスポーツ界以外からの注目も集めているが、「MAEDA」も主役の1人として一気に評価を高めている。
(Full-Count編集部)