前田健太を加えたド軍リリーフ陣、首位打者も絶賛「球界最高のブルペン」

ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

米老舗カルチャー誌が特集、ロッキーズのブラックモンがドジャースの恐ろしさ語る

 メジャーリーグのワールドシリーズ(WS)は24日(日本時間25日)に開幕する。アストロズとの決戦に臨むドジャースの前田健太投手は、今回のポストシーズンからブルペンに配置転換になり、5試合に登板。打者15人全員をわずか46球で完璧に抑える無敵のパフォーマンスを見せているが、PSから前田が加わったドジャースブルペンは今季の首位打者から「メジャー最強」のお墨付きを手にしている。

 1988年以来のワールドシリーズ制覇を狙うドジャースと初の世界一をうかがうアストロズとの頂上決戦。レギュラーシーズン100勝超えという強さを誇る両軍の対決に、アメリカの老舗カルチャー誌「ローリングストーン」電子版も「ワールドシリーズ2017 なぜ、アメリカの娯楽は再び楽しくなったのか」と特集している。

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、ドジャースのコディ・ベリンジャー内野手という若きスラッガーが本塁打を量産するなど、新たな展開を迎えた今季のMLB。その盛り上がりのまま、頂上決戦も注目を集めている。

 特集では、ナ・リーグで首位打者に輝いたロッキーズのチャーリー・ブラックモン外野手が登場。同じナ・リーグ西地区で凌ぎを削ったライバルのリードオフマンがドジャースの恐ろしさについて語っている。

「我々の地区は最も競争力が高かった。成績的に最高の先発投手を揃えるドジャースに始まり、アリゾナ・ダイヤモンドバックスもとてもタフな相手だった。そして、ロッキーズもいた。3チームともプレーオフに進出できたんだ。この競争力が彼ら全員のレベルを上げたんだ」

「ドジャースをあそこまで衝撃的で、見ていて楽しくさせるのは先発投手だけではない」

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