ドジャース先勝 カーショー7回1失点11Kの快投、2本塁打でカイケル撃破

7回11奪三振の好投をみせたドジャース・カーショ―【写真:Getty Images】
7回11奪三振の好投をみせたドジャース・カーショ―【写真:Getty Images】

テイラー先頭打者弾&ターナー勝ち越し2ラン、マエケンは初戦出番なし

 ドジャースは24日(日本時間25日)、本拠地で行われたアストロズとのワールドシリーズ第1戦に3-1で先勝した。エース左腕カーショーが奪三振ショーを演じると、今季大活躍のテイラーとターナーが2本塁打でアストロズ先発カイケルを打ち崩し、白星を掴んだ。

 初回を9球で3者凡退としたカーショーは、3回1死からレディックに右前打されるまで、打者7人を連続で退けた。4回先頭ブレグマンに左翼へ同点ソロ弾を運ばれたが、その後も落ち着いた投球は崩れず。速球とカーブを織り交ぜた配球で、アストロズ打線を寄せ付けず。7回を3安打11奪三振1失点の快投を演じた。

 打線も初回から意地を見せる。まずは1回に先頭テイラーが初球をフルスイング。左中間席に先頭打者弾を叩き込んだ。その後も出塁を続けるが、調子を上げたカイケルに手こずらされ、決め手の一打が生まれなかった。だが、6回2死からテイラーが四球を選ぶと、続くターナーが左中間席へ値千金の2ランを運び、見事勝ち越しに成功した。

 8回は2番手モローが3者凡退、9回は守護神ジャンセンが無失点に抑える盤石のリレーで3−1で勝利。今ポストシーズンで救援投手として快投を続ける前田健太は、この試合では出番がなかった。

 今回で113回目を迎えるワールドシリーズは、第1戦に勝利したチームが優勝する確率は62.5パーセントと高い。本拠地開催で地の利を生かしたドジャースが、1988年以来の世界一に向け、幸先のいいスタート。ダルビッシュ有投手は、27日(同28日)に敵地で行われる第3戦で先発する。

【動画】これぞエースの輝き! カーショ―圧巻の11奪三振

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