ダルビッシュ獲得にド軍オーナー大満足「一流ピッチャー」「WS進出の原動力」
悲願に向けての最後のピース「彼は一流のピッチャー」
ドジャースの共同オーナーを務めるスタン・カーステン氏が、シーズン途中にレンジャーズからトレードで獲得したダルビッシュ有投手の働きについて「大いに満足している。期待通り。ワールドシリーズ進出の原動力になった」と絶賛した。
2013年以来5年連続でプレーオフ進出を果たしているドジャースだが、ワールドシリーズ進出までたどり着いたのは1988年以来29年ぶり。これまで、なかなかリーグ優勝決定シリーズの壁を打ち破れずにいたチームが、満を持してトレードで獲得したのがダルビッシュだった。「彼は一流のピッチャー。レパートリーの幅も広く、間違いなくフィットすると思った」というオーナーの期待を裏切らなかった。
ポストシーズンでは、ここまで2試合に投げて11回1/3を8安打14奪三振1四球2失点、防御率1.59という圧倒的なパフォーマンスを披露している。リーグ優勝、そしてワールドシリーズ優勝に向けて、最後のピースとして手に入れた右腕の活躍ぶりについて「期待通り。ワールドシリーズ進出の原動力になった」と賛辞の言葉を送った。
大いなる戦力として認めているが、来季以降の契約については「今はワールドシリーズ制覇を目指したい。すべては終わってから」と明言せず。悲願の世界一まで、あと3勝。ダルビッシュは1勝1敗で迎える27日(日本時間28日)の第3戦で先発予定で、アストロズ打線に圧巻の投球を披露すれば、オーナーも残留ラブコールを出さずにはいられなくなるだろう。
(Full-Count編集部)