DeNAが6回に一気に逆転! 梶谷が同点ソロ&宮崎は勝ち越し2ラン
宮崎はシリーズ初安打が値千金の一発に
DeNAが試合をひっくり返した。29日、ヤフオクドームで行われたソフトバンクとの日本シリーズ第2戦。1点ビハインドで迎えた6回、梶谷が同点アーチを放つと、このシリーズ無安打だった宮崎も逆転2ラン。2本のアーチで逆転に成功した。
大きな、大きな一発が2本も出た。ソフトバンク投手陣の前に苦戦が続いていたDeNAが一気に試合をひっくり返した。0-1で迎えた6回。1アウトから梶谷が、好投を続けていた東浜を捉えた。1ボール1ストライクからの3球目。内角高めへの真っ直ぐを腕をたたんで放った打球は、高々と舞い上がり、右翼ポール際スタンドの最前列へと飛び込んだ。同点のソロ本塁打だった。
5回までわずか2安打に抑え込まれていた右腕から、ついに得点を奪うと、勢いに乗った。ロペスの三塁前へのボテボテのゴロが内野安打に。ソフトバンクは先発の東浜から左キラーの嘉弥真へとスイッチし、筒香は空振り三振に倒れたが、続く宮崎が大仕事。ソフトバンク3番手の森が投じた2ボール2ストライクの真っ直ぐを左翼ホームランテラス席へと運んだ。ここまで無安打だった宮崎のシリーズ初安打は値千金の勝ち越し2ランとなった。
(Full-Count編集部)