角中、又吉に続けるか 支配下枠指名は最多6人、独立Lから夢に挑む選手たち
独立リーグから躍進した角中、又吉
独立リーグで支配下枠で指名を受けた最初の選手は、高知の角中勝也。ロッテで2度の首位打者に輝き、今やパ・リーグを代表する打者となった。彼の活躍が、その後の独立リーグの可能性を切り拓いたと言えるだろう。2007年のヤクルト・三輪もユーティリティとして今も活躍している。2013年の又吉克樹は、過去最高位のドラフト2位で香川から中日に入団。今や彼もリリーフエースと言ってよい存在だ。
今年、徳島から西武に指名された伊藤翔は又吉の2位に次ぐ、ドラフト3位。高い評価を得ている。
一方で、2014年ドラフト4位で徳島から楽天に入団した入野は、先日早くも戦力外となった。育成枠での再契約ともいわれているが、入野は入団時26歳。独立リーグからNPB入りする選手は、年齢が高いことも多く、与えられるチャンスは限られている。
ルートインBCリーグからは、今年も含めて7人が支配下枠で指名されている。
2009年
前田祐二(福井) オリックス4位
2012年
森本将太(福井) オリックス5位
2013年
柴田健斗(信濃) オリックス7位
2017年
寺田光輝(石川) DeNA6位
寺岡寛治(石川) 楽天7位
沼田拓巳(石川) ヤクルト8位
山本祐大(滋賀) DeNA9位