角中、又吉に続けるか 支配下枠指名は最多6人、独立Lから夢に挑む選手たち
BCリーグからは4選手が“本指名”
過去の3人はすべてオリックスからの指名。全員、NPBの舞台を去っている。今季は一挙に4人が指名された。ルートインBCリーグの評価が高まっていることがうかがえる。このなかで、何人が実績を残すことができるだろうか。
日本独立リーグ野球機構には加盟していないが、BASEBALL FIRST LEAGUEからも、今季、支配下枠での指名があった。
2017年
田中耀飛(兵庫) 楽天5位
BASEBALL FIRST LEAGUEからの指名は昨年、巨人から育成枠で指名された山川和大、同じく楽天から育成枠で指名された向谷拓巳に続いて3人目。2017年は3球団で運営されたが、3人はすべて兵庫からの指名だった。
消滅した関西独立リーグからも1名が支配下枠で指名されている。
2010年
深江真登(明石) オリックス5位
四国アイランドリーグがスタートして13年目。独立リーグは、NPBへの人材供給源としてすっかり定着した。しかしそれでもNPBでの一流選手への道は、極めて厳しい。成功したのはほんの一握りの選手だ。彼らの活躍が、独立リーグの未来を拓く。新入団選手の来季の活躍に期待したい。
(広尾晃 / Koh Hiroo)