ロッテ三木、「小学生以来」の外野にも挑戦 「驚いた」も「チャンス広がる」
大嶺翔に続いて内外野複数ポジションのオールラウンダーに
ロッテ三木亮内野手(26)が来季、内外野複数ポジションをこなすことが明らかになった。「文化の日」の3日、好天に恵まれた鴨川キャンプは3日目に入ったが、三木は角中、伊志嶺と大塚2軍外野守備走塁コーチの外野ノックを受けた。
8月24日の楽天戦の4回に安楽の死球で右手母指末節骨骨折、右手第ニ指中手指節関節剥離骨折で全治6週間の診断を受けた三木。今季は85試合で打率242、2本塁打、19打点で、遊撃のレギュラーを取り掛けていたタイミングでの負傷だった。
浦和の秋季練習ではほぼランニング中心で、鴨川でも別メニューのリハビリキャンプだが「監督から外野もやるように言われた。外野は小学生以来で、驚いた。ショートで勝負したい気持ちもあるが、色々なポジションをやることで、チャンスも広がる」と前向きに捉えている。
まだ痛みはあり、トレーナーとのキャッチボールも山なり。外野守備の返球も角中、伊志嶺と違い、軽く返すだけで「(復帰へ向けて)自分で思っているより、倍ぐらい(時間が)かかっているが、来年春のキャンプまでにはフルにできる」と三木。すでに大嶺翔も内外野の複数ポジションになり、井口ロッテのレギュラー争いは熾烈さを増しそうだ。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)