イチローがFAに、マーリンズ契約更新せず、球団はツイッターで感謝
元ヤンキースのジーターCEOが球団改革に着手
マーリンズは3日(日本時間4日)、球団が持つイチロー外野手との2018年の契約オプションを行使しないと発表した。イチローはフリーエージェント(FA)となり、マーリンズを含む全30球団との交渉が可能になる。
新オーナーを迎えたマーリンズが動き出した。球団は史上30人目となるメジャー通算3000安打を達成した“レジェンド”との来季契約オプションを行使しないことに決めた。新オーナーグループの一人で、球団の最高経営責任者(CEO)に就任した元ヤンキースのデレク・ジーター氏の指揮の下、新たなチーム編成が進められていくが、その未来予想図にはイチローの姿はなかったようだ。
イチローは2015年にマーリンズへFA移籍。以来、第4の外野手ながら、衰えぬ打撃技術でヒットを重ね、2016年8月7日に、史上30人目となるメジャー通算3000安打の偉業を達成していた。今季は主に代打として136試合に出場。シーズン代打安打は27本で、メジャー最多記録に1本及ばなかった。
マーリンズの球団公式ツイッターでは、ファンにイチローと契約更新しないことを伝えるとともに、「あなたがプレーする姿を見られたことは光栄でした。ありがとう、イチロー!」と感謝のメッセージを添えている。
地元メディアに「最低50歳」まで現役宣言をしているイチローは、今オフはFAとして現役生活を続ける新天地を探すことになる。
(Full-Count編集部)