群を抜くソフトバンクの充実ぶり 2017年外国人選手査定、パ・リーグ編
日本ハム、ロッテは…
【日本ハム】
〇打者
レアード 137試503打数115安32本90点0盗 打率.229 RC 68.97
ドレイク 35試82打数19安1本3点0盗 打率.232 RC 5.56
〇投手
マーティン 40試0勝2敗1S29H 37.2回 防御率1.19 PR93.04
メンドーサ 20試3勝7敗0S0H 99.2回 防御率3.97 PR-30.9
エスコバー 14試1勝2敗0S0H 22.1回 防御率5.64 PR-44.22
レアードは寿司のしぐさで人気だが、32本塁打を打ったものの、今季は打撃が荒く、確実性がなかった。守備面でも今一つ。マーティンは投げることができれば結果を出すが、今季もフルシーズン働けず。先発のメンドーサ、救援のエスコバーはシーズン途中に退団。阪神、DeNAに移籍した。
【ロッテ】
〇打者
ペーニャ 70試219打数53安15本38点0盗 打率.242 RC 35.84
パラデス 89試269打数59安10本26点1盗 打率.219 RC 25.26
ダフィー 54試164打数33安6本18点0盗 打率.201 RC 17.12
サントス 66試180打数45安3本8点5盗 打率.250 RC 17.09
〇投手
スタンリッジ 14試4勝6敗0S0H 77回 防御率4.32 PR-50.82
チェン・グァンユウ 27試3勝4敗0S4H 63回 防御率3.29 PR23.31
ソフトバンクに移籍したデスパイネの穴が埋まらなかったのがロッテ惨敗の一因だ。パラデス、ダフィーに見切りをつけて取ったサントスは長打力に乏しかった。そこでNPBでの経験が豊富なペーニャを獲得し、何とか形となった。投手はNPB通算10シーズン、38歳のスタンリッジに衰え。しかし台湾からきて4年目のチェンは救援で数字を残した。
こうしてみると、ソフトバンクの充実ぶりが群を抜いている。来季は、どんな外国人選手が活躍するだろうか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)