「NPBのレベルは本当に高かった」“G最強助っ人”回想、MLBに通用した5選手

秋山氏は「どのチーム、どのラインアップでも活躍できた」

 自身メジャーで通算10シーズンプレーしたクロマティ氏はそう話し、西武、ダイエー(現ソフトバンク)で活躍したスター選手を絶賛した。

 2014年までソフトバンクの監督を務めた秋山氏は通算2189試合に出場し、7997打数2157安打で打率.270、437本塁打、1312打点、303盗塁を記録。走攻守三拍子揃った名手として本塁打王、打点王、盗塁王、ベストナイン、ゴールデングラブ賞など数々の栄冠を手にした。日本シリーズでは西武とダイエーで1回ずつMVPにも輝いてる。

「アキヤマなら、どのチーム、どのラインアップでも活躍できただろうね。彼はいわゆるファイブツールプレイヤーなんだ。ミート能力、パワー、スピード、ディフェンス、バッティング、スローイング、全てを兼ね備えていた。アキヤマはすごいスターになれただろう」

 クロマティ氏は驚嘆した様子でそう振り返った。日本人野手として大成功を収めた選手としてはメジャー3000安打を記録し、有資格1年目での米野球殿堂入りが確実視されているイチロー外野手、ヤンキースで活躍し2009年のワールドシリーズMVPにも輝いた松井秀喜氏らが挙げられる。クロマティ氏が話すように、秋山氏が渡米していたらメジャーで大きなインパクトを残したかもしれない。

そのほかに挙げた4選手は? 「メジャーで生き延びることができただろう」

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