今季飛躍の鷹・甲斐、ゴールデングラブ賞初受賞にビックリ「最高のご褒美」

ソフトバンク・甲斐拓也【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・甲斐拓也【写真:藤浦一都】

日本一ホークスから4選手受賞、育成出身・甲斐はプロ7年目で初受賞

 2017年の「三井ゴールデン・グラブ賞」が9日に発表され、今季日本シリーズを制したソフトバンクからは初受賞の甲斐拓也捕手をはじめ、4選手が選出された。

 2010年のドラフトでは育成6位での指名だった甲斐。それが2013年オフに支配下契約を勝ち取ると、入団7年目の今季はキャリア最多103試合に出場。その強肩でたびたび盗塁を阻止するなど存在感を放ち、チームの日本一に貢献した。

 甲斐は初受賞に「何と言ったらいいか…まさか自分がという気持ちです。まだ目標にもできないと思っていた賞を受賞することができ、ただただ驚いています。一年間がむしゃらに頑張ってきましたが、最高のご褒美ですね。試合に使って頂いた監督やコーチ、支えてくれた先輩やスタッフの皆さんに感謝です」と喜びのコメントを残した。

 また遊撃手部門で選ばれた今宮健太は5年連続5回目、三塁手部門で選ばれた松田宣浩は5年連続6回目、外野手部門で選ばれた柳田悠岐は(2年ぶり3回目)の受賞となった。

 3選手は以下のようにコメントしている。 

今宮健太(5年連続5回目) 
「目標のひとつとしていた賞を頂き、本当に嬉しく光栄に思っています。5年連続ですが、今季の自分の守備を振り返ると、技術的に今回が最も自分でも納得でき、自信を持って受賞できます。来年以降も続けて獲得できるよう、これからも技術を磨いていきたいと思います」 

松田宣浩 
「日本一を達成することもできましたし、個人としてもこのような賞を受賞することができ、喜びもひとしおです。練習や試合で、守備への意識を高く持ち続けたことが受賞に繋がったと思っています。続けて獲得していくことで価値がさらに高まる賞だと思いますので、これからも守備も熱男で頑張っていきたいです」

柳田悠岐
「たくさんの外野の名手の中から選んで頂き、本当にすごく光栄です。でも、まだまだ、もっともっと上手くなりたいし、そうならないといけません。これからも、監督・コーチ、先輩方のアドバイスを受けながらしっかり練習して、バリ上手くなっていきたいです」

(Full-Count編集部)

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