オフを盛り上げる「10の動向」に日本人2選手 大谷翔平らの去就に大胆予想も
MLB公式サイト特集、レンジャーズはダルビッシュを呼び戻す!?
オフに入り、ストーブリーグの話題が盛り上がりを見せているメジャーリーグ。その中で特に今オフを盛り上げるであろう「10の動向」をMLB公式サイトが特集し、最終的な結末の予想を交えて伝えた。記事を執筆しているのはMLB公式サイトのコラムニストなどを務めるアンソニー・カストロビンス氏。“ストーブリーグをイキイキさせる10の動向”との視点から特集記事を執筆しており、その中で2人の日本人選手の去就も登場している。
6位に登場しているのは今オフ、ドジャースからフリーエージェント(FA)となるダルビッシュ有投手。記事では「レンジャーズはダルビッシュを呼び戻す」と予想しており、寸評では「ワールドシリーズでの失敗もあったが、ダルビッシュに対する票は依然として高いということで、レンジャーズは最高額を提示することをためらうかもしれない」としながら、「ダルビッシュを迎え入れるという誘惑が付きまといそうだ」と評している。
また10位に挙げられたのは日本ハムからメジャー移籍を目指している二刀流右腕・大谷翔平。日米の間でポスティングシステムが最終合意に達していないことから今後の動向は不透明な部分もあるが、現地では改定の交渉が大筋で合意に達したという報道も出ている。そんな大谷について記事では「オオタニはレイズへ」と大胆予想。「オオタニを取り巻く、通常とは異なるポスティングシステムは、必ずしも金持ち球団がアドバンテージを得るものではないことを意味する。そして、二刀流選手であるブレンダン・マッケイを2017年ドラフト4位で指名したレイズは、オオタニが二刀流としてプレーすることに対して寛容であろう。そして、それは大多数の人が見たいと思っていることだ」と言及している。
今回の特集ではそのほか、1位に「スタントンはマーリンズに留まる」、2位に「ジェイク・アリエッタはブルワーズと契約へ」、3位に「J・D・マルティネスはカージナルスと契約する」、4位に「マイク・ムスタカスはエンゼルスと契約」、5位に「エリック・ホズマーはロイヤルズに残留」、7位に「ヤンキース・タイガース間で、ジャコビー・エルズベリーとジョーダン・ジマーマンをトレード」、8位に「ウェイド・デービスはアストロズと契約を結ぶ」、9位に「カブスからイアン・ハップを獲得する見返りに、インディアンスからはダニー・サラザーを」などの予想を展開している。
今オフは田中将大投手がオプトアウトの権利を行使せずヤンキース残留を決断したが、イチローや岩隈久志、上原浩治、青木宣親ら多くの日本人選手がFAとなっており、今後、米国でも話題を呼びそうだ。
(Full-Count編集部)