9日に第2次戦力外通告期間終了 新たに33選手、第1次から計107選手に非情通告

楽天・松井稼頭央【写真:荒川祐史】
楽天・松井稼頭央【写真:荒川祐史】

楽天松井稼は退団、ホークス大隣や08年ドラ1のDeNA松本も

 プロ野球の第2次戦力外通告期間は9日に最終日を迎えた。セパ合わせて33選手が戦力外に。第1次通告期間の戦力外と合わせて、計107選手が非情通告を受けた。

 クライマックスシリーズ終了翌日から始まっていた第2次戦力外通告期間は、10球団が日本シリーズ終了翌日の5日に終了。そして、日本シリーズに出場していたソフトバンク、DeNAの2球団は、規定で9日が期限となっていた。

 楽天は、松井稼頭央外野手に来年度(2018シーズン)の選手契約を行わない旨を通告。退団が決まった。楽天は第2次通告期間で、金刃憲人投手、中川大志内野手らを含め9選手を戦力外とした。また、ソフトバンクは11シーズン在籍した大隣憲司投手、甲子園春夏V左腕で2014年のドラフト5位・島袋洋奨投手に戦力外通告を行った。松坂大輔投手はコーチ就任の打診を辞退し、現役続行を希望して退団という形となった。

 巨人は、「松坂世代」の實松一成捕手を戦力外に。堂上剛裕外野手は来季の契約を結ばないことを通告され、引退を決断した。その他、12年のドラフト5位で育成契約となっていた坂口真規内野手、川相昌弘2軍監督の息子で2014年の育成ドラフト2位の川相拓也内野手も非情通告を受けた。

 また、DeNAは2008年ドラフト1位の松本啓二朗外野手に戦力外を通告。阪神は柳瀬明宏投手、田面巧二郎投手を戦力外とした。

 以下は第2次通告期間で戦力外となった選手。(※は育成契約)。

◯セ・リーグ

【広島】
中村亘佑捕手

【阪神】
柳瀬明宏投手
田面巧二郎投手

【DeNA】
松本啓二朗外野手
水野滉也投手(育成再契約の見込み)

【巨人】
實松一成捕手
堂上剛裕外野手
※土田瑞起投手
※大竹秀義投手
※矢島陽平投手
※川相拓也内野手
※坂口真規内野手
※高橋洸外野手

【中日】
赤田龍一郎捕手
金子丈投手
岸本淳希投手

【ヤクルト】
2次戦力外なし

◯パ・リーグ

【ソフトバンク】
大隣憲司投手
島袋洋奨投手(育成再契約の見込み)
※伊藤大智郎投手
※吉本祥二投手

【西武】
田代将太郎外野手

【楽天】
松井稼頭央外野手(退団→他球団で現役続行を希望)
金刃憲人投手
石橋良太投手
入野貴大投手
小関翔太捕手
阿部俊人内野手
中川大志内野手
福田将儀外野手
※北川倫太郎外野手

【オリックス】
川端崇義外野手(育成コーチ就任)
岩崎恭平内野手
佐野皓大投手(育成再契約の見込み)

【日本ハム】
2次戦力外なし

【ロッテ】
2次戦力外なし

(Full-Count編集部)

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