ダルビッシュ、ド軍ファンの「励まし」に改めて感謝「とても勇気づけられた」
インスタグラムでメッセージ、WS第7戦でKOも「この経験を最大限活かしていきます」
フリーエージェント(FA)となったダルビッシュ有投手が9日(日本時間10日)、自身のインスタグラムで“古巣”ドジャースのファンにメッセージを送った。ワールドシリーズ(WS)では2試合連続でKOされ、世界一に輝くことが出来なかった右腕の感謝の投稿に、ファンからは励ましの言葉など好意的なコメントが多く寄せられた。
ダルビッシュは英語で、まず「ワールドシリーズから1週間が経ちました。第7戦を受けての皆さんの励ましの言葉には、とても勇気づけられました」と綴った。第3戦で1回2/3を6安打4失点でKOされた右腕は、3勝3敗で迎えた第7戦も1回2/3で3安打5失点(自責4)と打ち込まれ、シーズン途中にトレード加入したドジャースを世界一に導くことが出来ず。それでも、「励ましの言葉」を贈られたことに感謝している。
さらに、「ドジャースの一員としてプレーできたのは心から恵まれたことだと感じており、LAの人々に心を動かされたことは、人生における喜びとなりました。この3か月間、素晴らしい人々と過ごせたことはとても幸運だと感じています」と投稿。「今日からトレーニングが始まりますが、この経験を最大限活かしていきます。皆さんどうぞお元気で!」とトレーニング再開も報告した。
これに対して、コメント欄には「戻ってきてくれ」「大好きだ」「うまくいかない時もあったけど、君は素晴らしい選手だ」といったファンからの感謝のコメントが届いた。「ジャイアンツにいけ」「まだ怒っている」といった声もあったが、このインスタグラムの投稿を紹介したツイッターにもファンからのコメントが届いており、好意的な内容のものが大半となっている。
第7戦終了後の記者会見では、「今日はドジャースみんなに迷惑かけた」などと敗戦の責任を背負いながら、「自分はドジャースでやり返したいです」とも話していたダルビッシュ。ドジャースファンへの溢れる感謝の思いをあらためて綴っていた。
(Full-Count編集部)