FAの岩隈久志は「過小評価」 負傷響くも米メディア「力強くカムバックも」
岩隈は「信頼できる投手であり続けてきた」
岩隈については「このリストにあげた選手のなかで最年長」であることを説明し、マリナーズがオプションを行使しなかったことや、岩隈の肩の状態などについても言及。その上で「ここから言えるのは、岩隈が昨季のジェイソン・バルガスのように力強くカムバックを果たす可能性を秘めているということだ」と前向きに綴っている。
今季は苦しんだものの、これまで岩隈が残してきた成績は高く評価されている。2年目の2013年には、33試合に登板して14勝6敗、防御率2.66、シーズン219回2/3を投げるという働きぶりでサイ・ヤング賞投票3位に。6シーズンで883回2/3を投げ、四球がわずか185個という抜群の制球力も魅力だ。
記事では「日本からやってきて以来、彼は信頼できる投手であり続けてきた。63勝39敗、防御率3.42、(トータル)16.5WARを2012年から2016年に記録している」と特筆し、「健康であれば、彼は非常にお買い得な選択肢となり得る」と伝えている。
どの球団よりも岩隈の能力の高さを理解しているマリナーズが、再契約する可能性も残されている。負傷を抱えたままシーズンを終えたことはマイナス材料となっているが、鮮やかな復活に期待したいところだ。
(Full-Count編集部)