メッツ豪球右腕が地元紙に長髪カットの理由明かす「球速をもっと上げるため」
2017年の平均球速は約153.7キロだったが…
メジャーには個性的な髪型をした選手が多いが、メッツ投手陣の長髪はよく知られるところだ。シンダーガードとデグロムの豪球右腕コンビは、誰もがうらやむような豊かな髪をなびかせながら、マウンド上で躍動する姿が印象的だ。だが、今オフを迎えたところで、デグロムが自慢の長髪をカット。まさかの出来事にファンの間では激震が走ったが、ここへ来て右腕が地元紙に“断髪”の理由を明かしている。その理由とは「球速アップのため」だった。
地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」電子版によると、デグロムは髪を短くした理由について「調べたところでは、髪が短い方が実は素速い投球動作をとれ、速球の球速が2マイル(約3.2キロ)上がるっていうんだ」と話したという。本当なのか冗談なのか、その真相は闇の中だが、MLB公式サイトのデータ解析システム「スタットキャスト」によれば、2017年のデグロムの平均球速は95.53マイル(約153.7キロ)だったという。今でも手強い投手だが、さらに2マイル加速されれば、鬼に金棒だ。
もし来季、デグロムの球速がアップしたら、メジャー投手はこぞって髪の毛を短くするかもしれない。