40歳ベルトランが引退 今季悲願の世界一、両打ちで史上4位の435本塁打
ポストシーズンで勝負強さ発揮、将来の野球殿堂入りも
アストロズで自身初の世界一に輝いた40歳のカルロス・ベルトラン外野手が、今季限りでの現役を引退することになった。元ヤンキースのスーパースターで、マーリンズの共同オーナーに就任したデレク・ジーター氏が運営するウェブサイト「プレイヤーズ・トリビューン」に寄稿した記事の中で明かしている。
ベルトランは1998年にロイヤルズでメジャーデビューすると、99年には打率.293、22本塁打、108打点で新人王に。メジャー20シーズンで9度のオールスター出場、3度のゴールドグラブ賞、2度のシルバースラッガー賞に輝いた。
ヤンキース時代の2016年には、スイッチヒッターとして史上4人目の通算400本塁打をマーク。通算435本塁打は、ミッキー・マントル(536本)、エディー・マーレイ(504本)、チッパー・ジョーンズ(468本)に続いてスイッチヒッター史上4位の記録となっている。
また、プレーオフでは通算65試合出場で打率.307、16本塁打、42打点と勝負強さを発揮。自身7度目のポストシーズン出場となった今季、悲願の世界一に輝いた。
メジャー通算では2586試合出場、打率.279、435本塁打、1587打点、312盗塁。将来の米国野球殿堂入りの可能性も高いと見られている。
(Full-Count編集部)