蘭代表監督&元ヤクルトのミューレン氏、ヤンキース次期監督候補と米報道
開催中のGMミーティング終了後に面接予定
今季まで10年チームを率いたジョー・ジラルディ監督と契約延長しなかったヤンキースは、現在次期監督選びの真っ只中だが、その候補の1人に元ヤクルトでWBCオランダ代表監督のヘンスリー・ミューレン氏の名前が挙がっていることが分かった。地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版が伝えている。
ミューレン氏は2010年から今季までジャイアンツで打撃コーチを務め、先日来季からベンチコーチに配置転換されることが発表されたばかりだ。だが、数々の国際大会でオランダ代表監督を務め、第3回WBC、第4回WBCでは2大会連続で4強入りに率いるなど結果を残し、その手腕は高く評価されている。記事によれば、ミューレン氏は現在開催中のGMミーティング終了後に面接に臨むという。
ヤンキースはすでに、今季ベンチコーチを務めたロブ・トンプソン氏、インディアンスとマリナーズで監督を歴任したエリック・ウェッジ氏との面接を終え、GMミーティング終了後にミューレン氏とテレビ解説者を務めるアーロン・ブーン氏の面接を予定しているという。
ミューレン氏は1985年にヤンキースと契約を結び、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせた。1989年にヤンキースでメジャーデビュー後、1994年にNPBのロッテに移籍。翌年から2シーズンをヤクルトでプレーした。
(Full-Count編集部)