元侍高校代表・岸、中日又吉実弟も…独立L四国ドラフトで指名されたのは?
最多指名は徳島の13人、最少は香川の5人
四国アイランドリーグplusは13日に今季ドラフト会議を行い、元侍ジャパン高校代表の岸潤一郎投手(明徳義塾→拓殖大)、中日の又吉克樹投手の実弟・又吉亮文投手(浦添→環太平洋大)ら36選手が指名された。
四国ILは、2018年度新入団選手採用を目的としたトライアウト(1次テスト)を11月3日に関東、11月11日に四国で実施。11月12日に香川県で2次テストを終了した翌日にドラフト会議を行い、2次テスト合格者と特別合格者(2次テスト免除でIL加盟4球団のいずれかに入団が内定していた選手)の入団交渉権獲得球団が決定した。
最多13選手の入団交渉権を獲得した徳島は、4位で元侍J高校代表の岸潤一郎投手を指名。岸はオリックス・バファローズジュニア、西淀ボーイズ(尼崎市)を経て、明徳義塾高に進学。明徳義塾では1年時から3年連続で夏の甲子園に出場。投手ながら好打者としても知られ、1年生で4番打者を務めた。3年生の夏も甲子園で投打で活躍し、侍ジャパン高校代表に選出。高橋光成(西武)、浅間大基(日本ハム)、岡本和真(巨人)らとともに18Uアジア選手権を戦い、準優勝した。その後、拓殖大に進学したが、今季四国ILのトライアウトを受けていた。
最少5選手の入団交渉権を獲得した香川は、2位で中日・又吉克樹の実弟、亮文投手を指名。浦添高から環太平洋大した又吉は175センチの右腕で、プロ志望届を提出したが指名漏れしていた。香川は兄・克樹がプロ入りを果たした球団だけに、ここからプロ入りのきっかけを掴みたい。