スタントン、初MVP「信じられない」 今季逃した60発に自信「準備できている」
今季59本塁打、132打点で2冠、ボットと接戦の末にMVP初受賞
メジャーリーグの今季MVPが16日(日本時間17日)に発表され、ナ・リーグはマーリンズのジャンカルロ・スタントン外野手、ア・リーグはアストロズのホセ・アルトゥーベ内野手が選ばれた。ともに初受賞となった。今季59本塁打、132打点で2冠を達成したスタントンは初の栄冠に「本当に信じられない」と喜びをあらわにした。
スタントンは大台の60発こそ逃したものの、本塁打と打点でキャリア最高の成績をマーク。出塁率.376、長打率.631でOPSはキャリア最高の1.007をマークした。MVP投票ではレッズのジョーイ・ボット内野手(打率.320、36本塁打、100打点)と激戦となり、最終的にはボットが300ポイント、スタントンが302ポイントでスタントンに軍配。2ポイント差は史上4番目の僅差だった。
スタントンは受賞決定後のインタビューで「信じられないよ。自分のキャリアにおいての浮き沈みや、これまでに起こったすべてのことを含め、自分の周りの人、自分の事を前に進めさせてくれた人、サポートしてくれた人に対してとても感謝している。本当に信じられない」と驚嘆と歓喜をにじませ、将来的な60本塁打到達に「大丈夫。できると思う。すでに準備はできている」と自信をのぞかせた。
(Full-Count編集部)