中辛の栗山家か甘口の浅村家か…西武ファン感で新旧主将の“実家カレー”販売
両家母が徹底監修、栗山「懐かしい感じ」浅村「実家でよく食べた」
オフシーズンを迎えたプロ野球。今月末には各球団でファン感謝イベントが行われる。埼玉西武ライオンズでは、11月23日に「LIONS THANKS FESTA 2017」を開催。このイベントで2012年から2016年までキャプテンを務めた栗山巧外野手、今シーズンからキャプテンに就任した浅村栄斗内野手を育てた“母の味”、両実家のカレーを再現した「キャプテンズカレー」が販売される。
栗山の母には電話で、浅村の母にはメットライフドームに観戦に来ているところで企画協力を依頼。両家のレシピを基にカレーを試作し、完成品を自宅まで送って試食をしてもらったという。感想を電話でヒアリングしながら、味に修正を加える作業を繰り返して、両家の味に近いカレーを再現した。
栗山家のカレーは、スパイスの効いた味わいが特徴の「中辛のビーフカレー」。「愛情と根性を込めたキレのある味わい」というコンセプトで、ピリッと爽快感のある辛さと甘みがバランスよく調和されたビーフカレーだ。
栗山の母は、「醤油を足してほしい」「辛味のスパイスを変えてほしい」「後味をもう少し柔らかく」など、スパイスのこだわりが強く、数パターンを試食してもらい、全て却下されることもあったという。試作と試食を繰り返し、味に厳しい栗山の母も納得した、栗山家のカレーが完成した。
一方、浅村家のカレーは食べやすさにこだわった「甘口のビーフカレー」。「朝昼晩、3食でもいける食べやすさが浅村家のカレー」という浅村の母のアドバイスを受け、煮込んだ野菜の旨味とりんごの甘みがルーに溶け込んだ、マイルドなビーフカレーになっている。
完成したカレーを試食した栗山は「昔食べていた味に似ていて、懐かしい感じがします」とコメント。浅村は「実家にいる頃はよくカレーを食べていました。このカレーも美味しいので、ぜひ食べてみて欲しいです」と話しており、両選手も納得の味に仕上がった。当日は、持ち帰りできるレトルトタイプの販売や、購入特典として「キャプテンズカレー特製ポストカード(非売品)」が配布されることになっている。
両家の母直伝の味を楽しめる「キャプテンズカレー」は、ファンの間で話題になりそうだ。